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韓国戦の行方は!?

投稿日時:2020/05/10 10:55


こんにちは!貴男です。

今日は、2002年の2月に行われたデ杯韓国戦の最終章です。最終日の第1試合を勝利した日本は、2-2に追い付き最終試合のシングルスに全てが託されました。そのシングルスに出場するのは、日本チームが本村さんで対する韓国はYoonです。デ杯でもツアーでも経験という意味では両者ともに豊富で、サーフェスを考慮しても互角と予想していました。

こちらとしては、Yoonが膝に不安があるという情報が入っていたので、ストローク戦で相手を走らせて、プレー時間を長くすることが出来ればと思っていました。しかし、試合が始まると本村さんに硬さがあるのはコートサイドから見てても分かったし、Yoonは序盤と言うことで動きが良くて第1セットを6-3で取られてしまいます。どの場面だったかは明確に覚えていませんが、試合中に本村さんが足の裏に水が溜まって痛みがあるということでインジュリータイムを取りました。

その水さえ抜けば楽になるから・・・・・。ということでトレーナーの方が試行錯誤しましたが、上手くいかず時間だけが過ぎていきます。神和住監督にも焦りの表情が出ていたし、後ろで見ていた僕らも焦っていた瞬間に本村さんが自分で足の裏に針のような物を刺したら、水みたいな物が飛びました。すると痛みが消えたのか本村さんの動きが良くなって、第2セットと第3セットを6-2・6-2で取り一気に逆転しました。

何とかYoonはバックハンドスライスを使って食い下がってきますが、本村さんの力強いストロークに押されてフットワークがついていけない場面が増えてきました。勝利が近付いた状況でも相手の状態を見て焦らずにゲームを進める力があったし、チームからの応援も本村さんを後押しして、第4セットを6-3で取って素晴らしい逆転勝利でした。

最終日のシングルス2連勝で韓国に3-2と勝利し、ソウル市内までの帰りのバスの中は、チーム全員が上機嫌だったことは言うまでもないでしょう。次の4月のアウェー戦でタイに負けてしまいますが、この韓国戦は、僕のテニス人生の中でも不思議な体験であり、最高の勝利の一つです。

それでは、また・・・・・。貴男