最 新 ・ メッセージ

1997年の韓国戦最終日     (2020/04/10  11:16)

おはようございます!貴男です。

4月になり気温の上昇と共に東京はもちろんのこと他の地域でもコロナウイルスの感染者数が増えています。緊急事態宣言が出た地域では、テニスクラブやスクールが5月6日まで閉鎖になっている所も多く、今は、テニスよりも感染者数を増やさないことが最優先ですね。

さてデ杯・韓国戦の最終日の模様をお伝えします。初日のシングルス4セットとダブルスの5セットによって、最終日の朝は、相当な筋肉痛と疲労度でした。初日が1-1となりダブルスを勝利して日本チームが王手をかけているとは言え、最後まで何が起こるか分からないのは、95年のフィリピン戦で思い知らされています。そんな中で始まった最終日の第1試合は松岡さんとYoonの戦いで、第2試合に出る予定の自分は控え室で音楽を聴いて待っていました。

勝っても負けても自分が戦うことをイメージして歓声で分からないように大きな音量で聞いていましたが、本心は、松岡さんが勝ってチームが勝つことを願っていました。もし松岡さんが負けて、自分が戦うとなると2-2という勝負のかかったシングルスになるわけだし、そこにはアウェーということに加えてLeeという「しぶといしぶとい」選手が待ち受けているからです。

マッサージベットの上で松岡さんとYoonが戦っているイメージをしながら、自分の試合のイメージもするという何とも言えない時間です。たまにスタッフが入ってきますが、寝ているふりをして何も話さず、とにかく終わるのを待ちました。正直言って音楽を聴いていたのもありますが、ほとんど歓声が聞こえなかったので、松岡さんが何事もなく試合を優位に進めてホームの韓国応援団が静まり返っていると思っていました。

すると2時間も経っていない頃に控え室のドアが開いて、松岡さんが戻ってきました。これは覚えている範囲ですが、僕に「ごめん・・・・」というような一言を発して入ってきたと記憶しています。その瞬間にYoonに負けたんだと初めて認識し、それから15分ほどで最後のシングルスを戦うという準備を始めました。今日で最後まで書こうと思っていましたが、書いているうちに長くなったので、最終戦の模様は、次回に!!

それでは、また・・・・・。貴男


お知らせ・韓国戦ダブルス       (2020/04/09 11:42)

おはようございます!貴男です。

4月25日と26日に予定されていたカラバッシュテニスクラブとテニスアベニューでのイベントですが、コロナウイルスの影響によって緊急事態宣言が出たこともあり、延期とさせて頂くことになりました。参加することが決まっていた方々には申し訳ありませんが、現状を考えると感染を広めてしまう可能性がないとは言い切れないので、ご理解をお願いいたします。


さて1997年のデ杯・韓国戦の2日目のダブルスですが、当初は、岩渕さんとトーマス嶋田さんのペアーで戦うオーダーでしたが、朝のアップで体の状態が問題なければ変更して僕と岩渕さんでいく準備をしていました。前日のシングルスで消耗し、筋肉痛がかなり残る中でのアップであり、岩渕さんとのペアリングが一番慣れているということもありますが、大きな決断だったと思います。

それを信頼してくれた監督やチームスタッフ、出場する準備もしていた中で変更を余儀なくされたトーマス嶋田さんの気持ちに答えるためにも勝たなければいけません。試合中ずっと大きな声を出して応援してくれていたのが彼であり、彼の渾身的なサポートがあっての韓国戦でした。韓国チームもシングルスを戦ったYoonLeeとのペアーに変更してきて、僕と岩渕さんのペアーとは何度も対戦してきました。以前に日本国内で行われていたサテライトサーキット(4週間の中で4大会を開催し、ATPポイントが獲得できる・現在のフューチャーズ)では、4大会の決勝戦で対戦し、2勝2敗という対戦成績でした。

第1セットを6-3で取り、第2セットを6-4で取って2セットアップとリードします。お互いの手の内が十分に分かっているので、特別な戦術というよりも堅実に確実にファーストサーブ・ファーストボレーの重要性と派手なプレーをしないということを徹底しました。というのも前年のデ杯オーストラリア戦で対戦したウッドブリッジ・ウッドフォードという素晴らしいダブルスペアーから僕らが学んだスタイルです。

第3セットに入ると韓国ペアーが巻き返し、3-6・4-6と第4セットも取られてしまいます。会場の応援も大きくなり、アウェーの中でどうファイナルセットを戦うのか!?僕は翌日のシングルスのことなど考えずにダブルスの勝利のために岩渕さんと全力を尽くしました。唯一記憶に残っているのは、両チームのサービスキープが続きセットの後半で自分のサービスゲームで0-40だったということで、そこを何とか挽回しサービスキープをして、最終的にファイナル8-6というスコアーでダブルスに勝ちました。

試合が終わってチーム全員と抱き合って喜んでいると自然に涙が出てきたし、僕の他にも泣いている人もいました。接戦のダブルスに勝ったとは言え、まだ韓国に勝ったわけではありませんが、2-1とリードして最終日を迎えられるのは最高の形です。初日の松岡さんのプレーを見ていたチームは、きっと勝利してくれると信じて2日目を終えました。次回は、最終日の模様をお伝えしたいと思います。

それでは、また・・・・・。貴男


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